旧施設での試合風景
日本ボクシング界で「聖地」と言えば、関東大学ボクシングリーグ戦でも用いられる後楽園ホール(東京・水道橋)が最も有名ですが、他にも全国各地には、この競技の重要決戦に欠かせない試合会場が少なくありません。
同リーグ戦・閉幕後の入れ替え戦で、長年、重宝されてきたのがこの神奈川県立体育センター(神奈川・善行)です。
海軍航空隊跡地だったここに屋内施設が設けられたのは1968年のこと。1988年には40回全日本社会人ボクシング選手権の会場にも用いられました。
近年は大規模な改修工事のため、同入れ替え戦も2016年から都内の大学施設が用いられていましたが、今年、新施設がついに完成。これを機に『神奈川県立スポーツセンター』に改称されました。
新施設・スポーツアリーナ2の1階にあるボクシング場では、今月から高校やアンダージュニア(小中学生)の試合が行われ始め、来年1月にはエリート(成年)対象の関東大会もこちらで開催される予定です。
(新施設のボクシング場)