写真:初心者から高齢者、そして日本代表まで重宝する練習メニュー「マスボクシング」は生涯スポーツとしても大きな可能性を持ちます。マスは本来「集団」の意味ですが、本大会では「ノンタッチ(寸止め)」の慣用表現として用います。
日本ボクシング連盟は11月上旬、国民にスポーツの楽しみや健康増進の機会を提供する新たなカテゴリー『第1回全日本マスボクシング大会』を開催いたします。マスボクシングはこの競技では定番の実戦トレーニングです。本連盟はその安全性に着目し、「競技の普及・振興」と「生涯スポーツとしての分野」を目的として、このたび正式種目化いたしました。この年齢上限なしの初代日本チャンピオン決定戦で、日ごろのトレーニング成果をぜひ発揮してみてください!
[大会名]
第1回全日本マスボクシング大会
[主催]
一般社団法人 日本ボクシング連盟
[主管]
宮崎県ボクシング連盟
[後援]
公益財団法人日本スポーツ協会、公益財団法人宮崎県スポーツ協会、えびの市、えびの市教育委員会、えびの市スポーツ協会
[日程]
11月6日(土)開会式、予選リーグ
11月7日(日)決勝トーナメント、閉会式
[会場]
真幸地区体育館
(宮崎県えびの市向江1188-10)
[階級]
ゴールデンキッズからシルバーエイジまで身長別に6種別60階級
[競技規則]
相手選手へのヒットがあった場合は減点の対象となる。採点方法については、10ポイントマストシステムおよび加点方式による。本連盟マスボクシング競技規則に準ずる。
[競技方法]
(1)各階級の組み合わせについて、大会前日までに大会主催者で厳正なる抽選を行い、組み合わせを都道府県に通知する。
(2)競技順序はゴールデンキッズ小学低学年(1~3年)、男子の部ES120級→ES130級→ES131O級→女子の部、小学高学年(4〜6年)男子の部→女子の部の種別・階級の低い順より実施する。
(3)大会1日目に予選リーグを実施、各リーグの上位者が決勝トーナメントに進出する。
(4)予選リーグは1分30秒1ラウンドで行い、勝敗を決する。
(5)大会2日目に決勝トーナメントを実施する。
(6)決勝トーナメントについては1ラウンド1分30秒2ラウンドで行う。
[監督・引率者]
出場選手は必ず監督、または引率者によって引率される。監督または引率者は、選手のすべての行動に対して責任を負うものとする。エリート、シニア、シルバーエイジの部に出場する選手については選手個人での参加は認めるが、その責任についても選手個人が負うものとする。
[参加資格]
(1)本年度スポーツ安全保険に加入していること。またはこれと同等以上の保障のある保険に加入していること。
(2)本年度(一社)日本ボクシング連盟マスボクシングへ登録済であること。(未登録者は申し込みを受け付けない)
(3)各都道府県代表について、各都道府県連盟の推薦を得た代表選手であること。
(4)実戦競技とマスボクシング登録は、並行して行うことができない。
[参加制限]
セカンド
(1)本連盟公認セカンド制度に関する規定に準ずる。
(2)本連盟に今年度登録済みで、セカンド資格の有資格者であること。
(3)セカンドは連盟公認のA級、B級、C級いずれかのセカンド資格を有する者であること。
(4)セカンドはグロービングチェック以降、連盟より配布されているセカンド資格ワッペンを見えやすい箇所に付けておくこと。
(5)エリート、シニア、シルバーエイジの部に出場する選手についてはセカンド不在での出場についても可能とする。
[参加申込]
(1)本大会申込時の階級は、都道府県選考会の出場階級で申し込むこと。※選考会から本大会までに身長が伸びたことによる階級の差異が生じた場合、選考会時の階級で出場とする。
(2)参加申込は各都道府県事務局に送付した様式に記載し、各都道府県が取りまとめたものをメールにて申し込むこと。
(3)申込先メールアドレス
宮崎県ボクシング連盟
事務局・井上晶子 m-katada@nissho.ac.jp
(4)申込期限 10月8日(金)
(5)選手変更 申込後の選手及び階級の変更は不可。※ただし、身体の成長による階級超過が生じた場合は申込階級で出場できるものとする。
※個人情報の取扱いに関して
大会参加に際して提供される個人情報は、本大会活動に利用するものとし、これ以外の目的に利用することはありません。
※肖像権使用同意について
大会参加申し込みを行う場合は、大会期間中、次に定める使用範囲において無償で使用することに同意しているとみなします。
使用範囲:あらゆる媒体での使用、媒体の使用期間:制限しないものとする。
[参加料]
1名 5000円
(1)各都道府県が取りまとめ下記口座に送金して支払うこと
振込先:みずほ銀行渋谷支店
店番号210口座番号9113812
一般社団法人日本ボクシング連盟
(2)申込後、都道府県連盟担当者は、欠場等の不出場が出た場合、速やかに大会事務局へ連絡すること。
(3)参加取消に伴う納入金の取扱い
ア 参加申込期限日までの取消については返金する。ただし、振込手数料を差し引いた額とする。
イ 参加申込期限日後の取消については、返金しない。
[表彰]
各階級の成績上位者に賞状とメダルを授与する。
[注意事項]
(1)競技用ヘッドギア、グローブは主催者側が用意する。
(2)次のものを各自で持参すること。
ア 選手手帳(写真貼付済み・所定欄記入済みであること)※マスボクシング専用手帳
イ マウスピース(赤系統の色が入ったものは不可)
ウ バンデージ(日本連盟公認に限る)
エ ユニフォーム
・上半身はランニングシャツ、ノースリーブ、半袖のTシャツで下半身はひざ丈より上のトランクスまたはスコートを着用すること。
※赤コーナーより出場する場合に青い着衣、青コーナーから出場する場合に赤い着衣を身につけないこと。
・ユニフォームにつける製造企業ロゴの面積は、トランクス・ランニングにそれぞれ一か所30㎠以内とする。ロゴの「最大幅✕最大高さ」の四角形をその面積とする。
・革靴、ハイヒール等のマットを傷つけるような履物を使用しない。
・裸足、靴なしでの出場を認めない。
※なお、上記の用具・用品については、主催者側では貸与しない。
(3)毛髪について
長髪の選手はヘアーゴムで髪を束ねて試合に出場することができる。競技中にヘッドギアから髪の毛がはみでて眼球等を傷つけないよう十分注意すること。
(4)競技中の疾病、負傷、障害等の応急処置は主催者が行うが、その後の責任は負わない。各自にて対応すること。
(5)負傷、病気等の為の備えとして選手、監督、保護者等は健康保険証を持参すること。
(6)選手及びその関係者はスポーツマンシップに則った態度、行動で大会に臨むこと。
(7)競技当日に健康申告書において当日の体調を申告すること。
(8)試合中のピアスなどの身体装飾品の装着は認めない。また、身体どの部位についても、サイズの大小にかかわらず、入れ墨、タトゥーは認められない。シールも同様である。
[現地滞在中について]
[その他]
(1)鳴物や声を出しての応援は認めない。
(2)宿泊について
※選手、監督は大会主催者が用意する宿泊施設に宿泊すること。また、宿泊するものが未成年の場合、責任のとれる指導者、もしくは保護者が一緒に宿泊すること。
料金については別紙宿泊要項より申し込みを行うこと。
(3)選手、監督、引率の宿泊費は各自負担とする。
[新型コロナウイルス感染症対策について]
別紙の留意事項を徹底する。感染状況により、大会の中止、無観客での開催もある。
[よくある質問]
Q.出場前の健診は必要ですか?
A.実戦競技で必要な初回(CT)・節目(心電図・レントゲン)・年次検診は必要ありません。
競技会当日に医師による健康チェックが行われます。
Q.大会出場にあたり、PCR検査対象者の範囲を教えてください。
A.PCR検査→選手ならびにセカンドに就く方は96時間以内(開催地への移動開始日を起算とする)に実施したPCR検査の結果をご用意ください。
保護者・引率→セカンドにつくことがない、保護者や引率の方は抗原検査キットをご自身でご用意し、入場時に受付にて実施し、結果を提示していただきます。(薬局などにて購入可能)
Q.エントリーズチェックの「検脈・検温」とは?
A.エントリーズチェックは各県監督が参加してください。競技の説明等も行います。
同時に選手の健康チェックエントリー階級(身長)の確認を行います。
Q.登録時の身長より伸びてしまった場合はどうなりますか?
A.試合申し込み時より、大幅な違いがない限り、申請時の階級(身長)で出場していただきます。
Q.セカンドは必要ですか?
A.ゴールデンキッズ、ジュニア、ユースの部はセカンドが必要です。エリート、シニア、シルバーエイジの部に出場する選手については、セカンド不在での出場が可能です。いずれの場合でも、セカンドがご用意できない場合はエントリーズチェック時にお申し出ください。主催側でセカンドの代理を立てさせていただきます。
なお、セカンドは2名(チーフ・サブまたはアシスタント)ついていただくことが可能です。全国大会であってもA級、B級、C級セカンドの資格を持った方がチーフセカンドを務めることが可能となります。ただし、アシスタントセカンドのみでの出場はできないものとします。
Q.選手登録しているのですがマスボクシングに出場できますか?
A.日本ボクシング連盟・事務局に(マスボクシング選手)として登録変更をお願いします。
その場合、登録料の差額は返金できませんのでご注意ください。(本年度4月時点でマス登録が
なかったため、選手登録をされたという方は別途対応させていただきますので、事務局までご連絡ください。)
また、選手登録している方が年度途中に変更することは可能です。その際、マスボクシング選手に変更後、同年度内の実戦(選手登録)に再変更は原則できません。(年度内1度の変更が可)
役員登録している方はそのまま出場可能です。※改めてマスボクシング選手登録する必要はございません。
Q.都道府県に選考会がない場合はどうすればいいですか?
A.都道府県代表としての出場になりますので、各都道府県連盟に連絡いただき、都道府県代表として
登録をお願いいたします。
Q.自分の階級に対戦相手がいない場合は?
A.対戦相手がいないということが判明した場合は、来場いただいた後、認定を行わせていただきます。非公式試合として他のカテゴリー、認定選手などとのエキシビジョンマッチを組ませていただく
予定です。
Q.宿泊は各自で用意ですか?
A.要項にある通り、選手・監督は大会主催者が用意する宿泊施設の利用へのご協力をお願いします。
また、宿泊するものが未成年の場合、責任のとれる指導者、もしくは保護者が一緒に宿泊をお願いします。
Q.健康状態に心配がある場合は?
A.会場にはドクターも滞在していますが、あくまで緊急事態の応急処置のみです。
かかりつけ医に相談の上自己責任のもとご参加ください。
Q.出場にあたり、血圧・脈拍基準は?
A.次表をご参照ください
【マスボクシング大会 血圧・脈拍基準】
|
収縮期血圧 |
拡張期血圧 |
脈拍 |
①ゴールデンキッズ(小学生) |
135mmHG 以下 |
85mmHG 以下 |
90回/分以下 |
②ジュニア(中学生) |
140mmHG 以下 |
90mmHG 以下 |
90回/分以下 |
③ユース(高校生) |
140mmHG 以下 |
90mmHG 以下 |
90回/分以下 |
④エリート(18-30歳) |
150mmHG 以下 |
95mmHG 以下 |
90回/分以下 |
⑤シニア(41-50歳) |
150mmHG 以下 |
95mmHG 以下 |
90回/分以下 |
⑥シルバーエイジ(71歳以上) |
150mmHG 以下 |
95mmHG 以下 |
90回/分以下 |
上記を超える選手については、総合判定のメディカルジュリーの判断にて競技の可否を決定する。 |
[ 大会概要 ]