日本では長く「パンチを寸止めする」という意味で慣用表現されてきた「マスボクシング」。実は、パンチを寸止めする実戦トレーニング自体、世界的には珍しいのをご存じでしょうか。そんな日本独特ともいえる文化に、生涯スポーツやパラスポーツも意識して、初めて全国大会化したのが、この全日本マスボクシング選手権です。
この第1回となる2021年大会でエキシビションをおこなった往年の名選手から、先日ご紹介した中村司氏のほかにも、今回は黒岩守氏が参加予定。こちらは「シニアU-70男子170cmの部門」での一般出場となります。
黒岩氏はオリンピックに、1984年ロサンゼルス大会と1988年ソウル大会で連続出場した開催地・群馬出身の「レジェンド」的存在です。選手引退後もマラソン愛好家としてスポーツを続けており、その鉄人的な体力で優勝をものにするか、それともこのレジェンドに勝つ伏兵が現れるのか。こちらも今大会の見どころです。
[大会概要]
[関連トピックス]
(第1回のエキシビションにも参加した黒岩氏)