ハンガリー・ブダペスト
AIBA(国際ボクシング協会)会長のウマル・クレムレフ氏は東欧のハンガリーを訪問し、同国スポーツ国務長官のトゥンデ・サボー氏、同国ボクシング連盟・会長のイストヴァン・バジカイ氏との会合で、次回のAIBA総会をハンガリーで開催する決定など、発展的な話し合いを行なったことを公式ウェブサイトで報告しました。
昨年のAIBA総会はハンガリーの首都ブダペストで開かれる予定でしたが、新型コロナウイルス問題によってオンラインに変更されました。
会合の中でクレムレフ氏は「ハンガリーが世界選手権の開催地を検討していることも知っているし、ボクシング文化が発展する過程の代表例である」として、総会の予定以外にも「ボクシング・アカデミーをハンガリーにも設立したい」などの意向を述べました。
ハンガリーはボクシング競技で過去に金10・銀2・銅8のオリンピック・メダルを獲得しており、この成績は世界トップクラスです。また、オリンピックのボクシング金メダルを3つ獲得した選手は過去3人いますが、そのうちの1人がハンガリーのラズロ・パップ選手(1948年、1952年、1956年)です。
(AIBA会長と五輪水泳・銀メダリストのハンガリー国務長官 ©AIBA)