毎年6月23日は、1894年の同日、IOC(国際オリンピック委員会)が設立されたことに由来して『オリンピックデー』に定められており、今年も世界各国でこれにちなんだイベントが開催されています。
近代オリンピックでは、人類をスポーツで平和に導くことが目指されており、オリンピック・パラリンピック期間中の休戦を呼びかける活動(オリンピック休戦)が行われているほか、近年では自国を追われたアスリートのために難民選手団が構成され、ボクシングでも奨学金で支援された選手がいます。
日本ボクシング界は、1960年ローマ大会での田辺清(フライ級・銅=中央大学)、1964年東京大会での桜井孝雄(バンタム級・金=中央大学)、1968年メキシコ大会での森岡栄治(バンタム級・銅=近畿大学)、2012年ロンドン大会での村田諒太(男子ミドル級・金=東洋大学・職員)、清水聡(男子バンタム級・銅=自衛隊体育学校)、2021年東京大会での入江聖奈(女子フェザー級・金=日本体育大学)、並木月海(女子フライ級・銅=自衛隊体育学校)、田中亮明(男子フライ級・銅=中京高校・教諭)により、過去8個のオリンピック・メダルを獲得しています。
現在プロボクサーの村田選手ⒸIBA