3月24日から4月1日にかけ、エクアドルのグアヤキルでは米大陸選手権が5年ぶりに開催され、ブラジルが最多となる男女計6階級で金メダルを獲得しました。この大陸選手権は、2017年にホンジュラスで初めて男女合同開催となった以降、新型コロナウイルス感染症のパンデミックで文化が滞ってきました。
今大会には、25の国と地域から197名の代表選手が出場。前回大会で男子10階級のうち8階級で金メダルを獲得したキューバは、今大会では、男子1階級のみでの金メダル獲得となりました。
ブラジル以外には、米国、ドミニカ共和国、カナダ、コロンビアが複数階級で金メダルを獲得。キューバのほかにアルゼンチン、メキシコ、プエルトリコが、金メダルを1つずつ獲得しました。
この大会では難民申請をした選手によるFC(フェア・チャンス)チームが組まれ、中立性に則り、審判員はヨーロッパで構成されました。
[男子優勝者]
48kg:Billy Rodriguez(キューバ)
51kg:Roscoe Hill(米国)
54kg:Rodrigo Marte(ドミニカ)
57kg:Luiz Do Nascimento Oliveira(ブラジル)
60kg:Alexys De La Cruz(ドミニカ)
63.5kg:Jose Manuel Viafara(コロンビア)
67kg:Wanderson Oliveira(ブラジル)
71kg:Marco Alonso Verde(メキシコ)
75kg:Oved Emmanuel Bartee-El(米国)
92kg:Jamar Talley(米国)
+92kg:Abner Junior Teixeira(ブラジル)
[女子優勝者]
48kg:Aldana Florencia Lopez(アルゼンチン)
50kg:Jennifer Lozano(米国)
52kg:Ingrit Lorena Valencia(コロンビア)
54kg:Scarlett Delgado(カナダ)
57kg:Ashley Ann Lozada(プエルトリコ)
60kg:Beatriz Ferreira(ブラジル)
63kg:Jajaira Gonzalez(米国)
66kg:Beatriz Soares(ブラジル)
70kg:Barbara Dos Santos(ブラジル)
75kg:Tamara Thibeault(カナダ)
+81kg:Diana Romero(コロンビア)
世界選手権王者フェレイラ選手も優勝