今月10日の女子メンバーに続いて、13日の『味の素ナショナルトレーニングセンター』では、東京オリンピック・ボクシング競技のアジア・オセアニア予選を控えた男子日本代表メンバーが、報道関係者向けの公開練習を行いました。
男子の合宿には女子と同様、代表以外の選手も練習相手として参加しており、この日は駒澤大学の選手が入りました。また、女子の公開練習では、男子高校生との実戦練習が紹介されるなど、マスボクシングとは言え白熱した内容でしたが、今回の男子は、むしろ「日課」を感じさせる練習メニュー。実戦的な練習は行われず、サンドバッグやミットにコンビネーションを打ち込み、縄跳びなどの後に、囲み会見となりました。
男女とも、今月5日から始まった合宿は明日14日で一度終わります。次回は今月20日から再開され、そのまま29日に予選開催地であるヨルダンへ出発する予定です。
重要な決戦を前に否応なく責任感も高まってきている代表メンバーたち。その中で、男子75kg級(ミドル級)代表の森脇唯人(自衛隊体育学校)は「絶対負けられないオリンピック予選と過度に意識せず、いつも通りの気持ちで目の前の試合に臨もうと思っています」と、さながら自身を精神コントロールするようにコメントしました。
男子75kg(ミドル)級
森脇唯人(自衛隊体育学校)
森脇唯人(自衛隊体育学校)
男子81kg(ライトヘビー)級
梅村錬(拓殖大学)
男子69kg(ウェルター)級
岡澤セオン(鹿児島県体協)
男子63kg(ライト)級
成松大介(自衛隊体育学校)
男子57kg(フェザー)級
堤駿斗(東洋大学)
男子52kg(フライ)級
田中亮明(中京高校教員)