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ASBC】アジアボクシング連盟が豪雨被害の岡澤セオンを特集

2020-07-12 15:03:46

 ASBCアジアボクシング連盟も、今月の豪雨災害を通じ、2019年アジア選手権で男子69kg級・銀メダルの実績を持つを岡澤セオン(鹿児島県体育協会)のことを取り上げています。

 

(タイトル)

ASBCアジア選手権・銀メダリストの岡澤選手が浸水したジムの修理に協力

 

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 ASBCアジア選手権・銀メダリストの岡澤セオンは、ここ数週間、鹿児島県南西部の鹿屋市にあるボクシングジムで練習していたが、その施設や周囲に影響を及ぼす深刻な洪水で、東京オリンピックへの準備を中止した。24歳のウェルター級(69kg)ボクサーは、深刻な被害を受けたジムの修理と地域社会の支援に協力している。彼の所属ジムは豪雨被害に見舞われ、ジム内に設置されている4台のトレッドミル、グローブ、横断幕、その他のボクシング用具はすべて泥にまみれてしまったという。
 岡澤セオンの父親はガーナから日本に渡ってきたため、私たちのスポーツに強い遺伝子と身体能力を持っている。彼は2011年に16歳でボクシングを始め、ASBCアジアユース選手権・銅メダリストの荒本一成や金城大明など、彼の階級の国内トップ選手たちを破って、2018年に日本代表権を獲得した。
 昨年、タイのバンコクで開かれたASBCアジア選手権は、初の国際大会出場だったが、アジア大会・銅メダリストのゼヤド・エシャイシュ(ヨルダン)やオリンピック経験者のマイマイマイティトゥースン・チオン(中国)ら3人の強敵を攻略。大陸選手権の決勝に進み、ボボ・ウズモン・バトゥーロフ(ウズベキスタン)に僅差で敗れて銀メダル獲得となった。
 岡澤は昨年9月にロシアのエカテリンブルクで開催されたAIBA世界選手権でも2度の激戦を制して準々決勝に進出。準優勝するパット・マコーマック選手(イングランド)に2-3の判定で敗れたものの、大会後には東京で開かれたオリンピックのテストイベントで優勝。全日本選手権でもトップの座を守っている。
 今年3月、ヨルダンのアンマンで開かれた東京オリンピックのアジア・オセアニア予選では、敗者復活戦(ボックスオフ)を制し、同オリンピックへの出場権を獲得した。
 岡澤はコーチである荒竹俊也氏と共に現地を支援している。日本ボクシング連盟も、岡澤セオンと荒竹一真が、一日も早く試合への準備を再開できるように新しいボクシング用品を送った。

 

[参照]
ASBCのウェブサイト:https://www.asbcnews.org
ASBCのFacebook:https://www.facebook.com/ASBC.Boxing/
ASBCのInstagram:https://www.instagram.com/asbc_official/

初の国際大会出場となった2019年アジア選手権(Photo by ASBC)

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