2月7日、東京ドームホテル内ではボクシングの『2019年度年間優秀選手表彰式』がプロ・アマ合同で開かれ、アマチュア部門の男子では岡澤セオン(鹿児島県体育協会)、女子では並木月海(自衛隊体育学校)が最優秀選手賞に選ばれました。
初受賞の岡澤は、昨年、アジア選手権で銀メダルを獲得し、世界選手権ではベスト8に進出。東京オリンピックのテストイベントでも金メダルを獲得。全日本選手権では連覇を果たしました。岡澤は「東京オリンピックでの金メダル獲得はアマチュアボクシングを志す日本代表の使命だと思っています。獲得後も、この競技のよさを伝えていきたい」とコメントしました。
2年連続・2度目の受賞となった並木は、昨年、ロシアで行われたコンスタンチン・コロトコフ記念国際トーナメントで金メダルを獲得し、世界選手権でもベスト8に進出しました。受賞について並木は「とてもありがたいですが、本番は今年ですから。今年こそ、いい成績を残せたらいいなと思っています」とコメントしました。
岡澤、並木を含む日本の予選代表メンバーは今月28日に日本を出発。翌朝から開催国ヨルダンに入り、3月3日から11日まで東京オリンピックのアジア・オセアニア予選に臨みます。
【代表選手】
男子52kg級・田中亮明(中京高校教員)
男子57kg級・堤駿斗(東洋大学)
男子63kg級・成松大介(自衛隊体育学校)
男子69kg級・岡澤セオン(鹿児島県体育協会)
男子75kg級・森脇唯人(自衛隊体育学校)
男子81kg級・梅村錬(拓殖大学)
女子51kg級・並木月海(自衛隊体育学校)
女子57kg級・入江聖奈(日本体育大学)
女子60kg級・濱本紗也(日本大学)
女子69kg級・鬼頭茉衣(中京大大学院)
女子75kg級・津端ありさ(西埼玉中央病院)