新型コロナウイルス禍で東京オリンピックへの強化合宿や予選が行えず、本戦の開催も延期されている沈鬱ムード。これを打破すべく、EUBC(ヨーロッパ・ボクシング連盟)が開催した『シャドーボクシング・チャレンジ』は先月末で応募が締め切られ、各部門の受賞者が発表されました。
応募方法はフェイスブックなどの一般的なSNSで、15秒から30秒のシャドーボクシング動画を公開する際、#ShadowBoxingChallenge #EUBCchallenge と付記すればいいという現代的なものでした。開催期間は3週間でしたが、このムーブメントは短期間でヨーロッパ中に広がり、25カ国からエントリーがありました。
女子エリート(成年)の部で優勝したのは、実戦の2018年世界選手権でも60kg級の金メダルを獲得したケリー・ハリントン選手(アイルランド)でした。そのエントリー動画が [ コチラ ] の投稿です。
EUBCによれば、審査員はすべてのエントリー動画を視聴する中で、攻防の技術レベル、スピード、パンチの数や強さ、コンビネーションの数の他に、撮影場所の風景なども評価基準にしたとのことです。受賞者への金・銀・銅メダルは、オランダで製造されて郵送されます。
[キッズ (15歳以下)]
金:Vseslav Stepanov(ロシア)
銀:Kristian Harasnik(スロバキア)
銅:Sara Sanchez (スペイン)
銅:Enis Aliu (北マケドニア)
[ジュニア&ユース(15歳~18歳)]
金:Zsolt Zuro(ハンガリー)
銀:Sven Cuppen(オランダ)
銅:Luna Maria Mairena Aragon(スペイン)
銅:Luna Beeloo(オランダ)
[女子エリート (19歳~40歳)]
金:Kellie Harrington(アイルランド)
銀:Agnes Alexiusson(スウェーデン)
銅:Sara Kos-Beram(クロアチア)
銅:Deshire Kurtaj(オーストリア)
[男子エリート (19歳~40歳)]
金:Roland Galos(ハンガリー)
銀:Imam Khataev(ロシア)
銅:Aleksandar Mraovic(オーストリア)
銅:Marcel Meinl(オーストリア)
[ベテラン(40歳以上)]
金:Ivan Filipov(ロシア)
銀:Darius Katkevicius(リトアニア)
銅:Laszlo Kallo(ハンガリー)
銅:A. Mutaev(ロシア)