AIBA会長と皇太子©AIBA
AIBA（国際ボクシング協会）のウマル・クレムレフ会長は、アラブ首長国連邦（UAE）のフジャイラ市でムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン・アブダビ皇太子と会合を行い、同国のスポーツ文化の構築計画にエリート部門（19歳以上）のボクシング・イベントが適していることを確認。5月にそのテストイベントが行われるなど、中東ボクシングの新しい文化を紹介されたことに感謝を伝えました。
皇太子は、国内の学校にボクシング・プログラムを加えるため、大きなボクシングセンターやボクシングアカデミーを建設するつもりであることを話し、「AIBAのリーダーと共にボクシングを普及させ、投資を呼び込み、万人にスターになるチャンスを与えるため、ここで大きなボクシング・トーナメントを開催します」と約束しました。
クレムレフ会長は、スポーツ・イベントが観光業の活性化に貢献することを説明。「UAEはビザを取得しやすく、皇太子の支援によって、若者の間でボクシングを普及させ、より多くのチャンピオンが現れるはずです」と期待を寄せました。
（フジャイラでは2019年にアジア・ジュニア選手権も開かれました）
