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アジア情報】岡澤セオンの宿敵も「最高の栄誉」を受賞

2020-06-11 02:55:55

 ボクシング界でも存在感を高めている大国インドで「スポーツ界最高の栄誉」と言われるラジブ・ガンジー賞に、東京オリンピックのアジア・オセアニア予選で、岡澤セオン(鹿児島県体育協会)を破ったクリシャン・ビカス選手も選ばれました。
 80年代の首相の名にちなんで付けられたこの賞は、毎年授与があるものの、過去4年間の活動が評価基準となるのが特徴です。ビカス選手は2010年アジア・ユース選手権で金メダルを獲得したのを皮切りに、同年のユースオリンピックで銅メダル、2012年アジア競技大会・金メダルなど以前から多くの実績を残しており、ここ4年間では2016年リオデジャネイロ大会で2度目のオリンピック出場、2018年英連邦競技大会・金メダルなどの実績がありました。史上初めてアジア競技大会と英連邦競技大会の両方を制したインド人男子ボクサーでもあります。

 初めてオリンピックに出場した2016年ロンドン大会では、最終的に村田諒太(東洋大学・職員)が金メダルを獲得する男子ミドル級でエントリーしており、東京オリンピックの予選を通過したことで、インドの男子ボクサーでは史上2人目の「3大会連続オリンピック出場者」となりました。
 今回のラジブ・ガンジー賞ではボクシング界からもう一人、アミット・パンガル選手も選ばれました。パンガル選手は昨年の世界選手権で銀メダルを獲得した他、2018年アジア競技大会とアジア選手権の両方で金メダルを獲得し、2018年英連邦大会競技大会でも銀メダルを獲得しています。

 男子5選手、女子4選手を先の予選で通過させたインドの強豪たちが、再び日本のトップ選手たちの前に立ちはだかる日も近そうです。

ビカス選手 vs 岡澤セオン

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