AIBA(国際ボクシング協会)は、トルコ・ボクシング連盟との協定に調印し、12月上旬(期間未定)に同国のイスタンブールで『第12回女子世界選手権』を開催することを決定し、現地で会見を開きました。
実施階級はAIBAが今年8月に改訂した新13階級で、IOC(国際オリンピック委員会)が掲げるテーマ「男女平等」を意識し、今月10月24日から開催される男子世界選手権と同額となる金メダリストへの10万米国ドル、銀メダリストへの5万ドル、銅メダリストへの2万5000ドルが全階級で用意できたことも発表されました。
女子世界選手権は今年、4月の世界ユース選手権と合同開催が予定されていましたが、10月中旬に延期となり、8月27日、国際ボクシングデーの祝典でウマル・クレムレフAIBA会長が「新型コロナなどの事情で予定を再編成するが、今年の11月末から12月初めに必ず開催し、まもなく開催都市も発表する」と公言していました。
本連盟は9月初め、この選手権の出場選手を決めるの強化合宿で、スパーリングを実施しており、その結果を参考に、日本代表を決定いたします。
この選手権での日本勢は、2014年大会で48kg級・和田まどか(当時・芦屋大学)が銅メダルを獲得。2018年大会で再び和田まどか(同級=福井県スポーツ協会)と、51kg級・並木月海(自衛隊体育学校)が銅メダルを獲得した実績があります。
2019年大会の中継
Photo ⒸAIBA