13日の開幕を控え、日本代表もポーランドの開催地キエルツェに滞在している世界ユース選手権では、男女計4名の大使(アンバサダー)がおり、男子は既報のとおり(コチラ)。女子ではポーランド期待のエルジュビェタ・ボジェック選手(ポーランド)と世界選手権王者ベアトリス・フェレイラ選手(ブラジル)が任命されています。
75kg級のボジェック選手は、世界ユース選手権の2013年大会で銀メダル、2014年大会で金メダルを獲得した他、2014年南京ユース・オリンピックでも金メダルを獲得。現在もヨーロッパ屈指の実力者として東京オリンピックを見据えています。世界ユース選手権の出場選手には「ベストを尽くした戦いを通じて、ボクシングの情熱を示してください」と激励を送りました。
18歳までレスリングに打ち込んでいたというフェレイラ選手は、60kg級では162cmと小柄ですが、2019年に女子世界選手権と米大陸競技大会での金メダルを獲得。東京オリンピックの金メダリスト候補と言える存在で、「ユース世代のモデルになれることを光栄に思っています。がんばって楽しんで、みんなですばらしい大会を作りましょう!」と呼びかけました。
新型コロナウイルス感染症対策により、大会は無観客制ですがAIBA(国際ボクシング協会)では、YouTubeでのライブ中継を予定されています。 [ 公式チャンネル ]
(2016年の国際大会でのボジェック選手)
(世界選手権でのフェレイラ選手)