２０２１年全日本選手権大会開催（以下 「今大会」といいます）に向けて、２０２１全日本選手権大会実行委員会（以下 「当実行委員会」といいます）は年度当初より準備を進めて参りました。その中で、有観客で開催できるか、できないかは、実行委員会内で常に議論の中心にあり協議を重ねて参りました。

　さて、今年度の９月３０日（木曜日）までの緊急事態宣言・まん延防止等重点措置解除以前は新型コロナウイルス感染症の蔓延による生活の制限が多々ありました。
　９月３０日（木曜日）の緊急事態宣言・まん延防止等重点措置解除後は全国的に新型コロナウイルス感染者数（以下 「感染者数」といいます）は下降をたどっています。
　実際、９月２４日（金曜日）１４時に本連盟よりお知らせしました、大会中止について（いちご一会とちぎ国体ボクシング競技リハーサル大会）は１０月２７日（水曜日）～３１日（日曜日）の日程で開催だったものも、現状だけ見れば開催が可能だったのではないかと判断できます。
　現状、感染者数が国民と医療従事者の多大な尽力により抑え込まれていますが、大会開催時期に現状の感染者数である保証はありません。報道によれば第６波の可能性の示唆もあります。
　今大会開催に向けて、当初東京都に緊急事態宣言発令の中での開催も視野に入れ、墨田区はじめ、墨田区総合体育館に新型コロナウイルス感染症対策を示し開催へのご理解をいただいています。
　現状に合わせた開催をするよりも、再び緊急事態宣言が発令されることも想定した開催の準備を進めることが、各種関係者への混乱を避けるための判断とさせていただき、今大会は無観客開催・2021年5月6日本連盟より通知しました「令和3年度大会開催時のPCR検査に関して」に則り大会参加をお願いすることをお知らせします。

　最後に、開催１か月を切ろうとする中で無観客につていのお知らせが今になりましたことをお詫びいたします。