8月24日、東京・墨田区にある墨田区総合体育館では『第1回全日本ゴールデンキッズ・マスボクシング大会』と『第6回全日本アンダージュニア・ボクシング王座決定戦』が合同開催されました。
アンダージュニアは小中学生を対象とした毎年恒例の決定戦では、東日本と西日本で選手を分けての最終決戦となります。女子で対戦相手が不在の階級には、高校進学後、国内外で無敗を続けている篠原光がスパーリング相手を務め、その後、認定されました。すでに始まっている新たなライバル関係、切磋琢磨にも注目です。
ゴールデンキッズ・マスボクシング大会は、アンダージュニアよりさらに年齢が低い選手が対象で、医学的な見解から「打撃を当て合うことが時期尚早」の年齢を対象にマスボクシング(寸止め)で競技を競う新しい試みでした。考案から大会実現に携わってきた菊池浩吉副会長は、第2回以降について「年齢に上限をつけず、問題なければ100歳でもできるような大会まで拡大し、ボクシングの可能性も広げていきたいです」と述べました。競技ルールには、パンチを当ててしまったら減点という特殊ルールもあり、ルール覚えることによって日頃の練習の安全化も高めることができそうです。