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世界女子選手権】並木がV2世界王者に完全勝利!仲田も初勝利を飾る

2019-10-04 05:52:05

(2回RSC勝ちの仲田 Photo by AIBA)

 ロシア連邦のウランウデで開催されている『第11回世界女子ボクシング選手権』では、48kg・仲田輪幸(平成国際大学)と51kg・並木月海(自衛隊体育学校)が競技・1日目のリングに登場。共に勝利を収めました。
 今年4月のアジア選手権で初めて国際大会に出場したものの、強豪 Kim Hyangmi(北朝鮮)に地力の差を味わった仲田ですが、今回はModukanele L Bokamoso(ボツワナ)に、立ち上がりから連打を仕掛け、反撃にも対応する成長を見せました。初回中盤に最初のカウントを奪い、2回にカウントを2度追加したところでレフェリーが試合をストップ。2回戦では、第1シードだったKimと再戦です(7日)。

 

(ポイント勝ちの並木 Photo by AIBA)

 

 過去に4度の国際大会を経験し、3度が金メダルで、前回の世界選手権(2018年・ニューデリー)が唯一の銅メダルだった並木は、今回、48kg級時代にこの選手権で銅メダル1個(2012年)、金メダルを2個(2014年と2016年)を獲得しているKyzaibay Nazym(カザフスタン)との対戦から始まりました。Kyzaibayに、並木は初回から左ストレートで明確なクリーンヒットを奪い、2回もKyzaibayの減点を誘うまで攻め続けます。最終回はやや失速したものの、26対30、27対29、29対27、26対30、26対29の4-1でポイント勝ち。2回戦ではプロボクシングで世界王座挑戦や14勝(3KO)3敗の実績を持つNina Radovanovic(セルビア)と対戦します(8日)。
 現地時間4日の競技2日目は、54kg級・濱本紗也(日本大学)がSorrentino Giordana(イタリア)、60kg級・釘宮智子(警視庁)がStridsman Anja(オーストラリア)の1回戦に臨む予定です。

試合後の仲田と並木

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