入江聖奈がひと足早く本戦出場を決めた東京オリンピックのアジア・オセアニア予選で、同日3月9日、女子51kg（フライ）級・並木月海（自衛隊体育学校）もジットポン・ジュタマス選手（タイ）に5-0でポイント勝ちを収め、本戦出場を決めました。これで並木選手は日本女子ボクシング史上2人目のオリンピアンとなります。
以下は準々決勝直後の並木のコメントです。
「オリンピックを夢だと思ってやってきて、出られるか出らないかでは全然違うので、まずはホッとした気持ちが大きいです。試合では動きがちょっと固くなってしまいました。東京オリンピックは、出るのが最大の目標ではなく、金メダルを獲ることが目標なので、しっかりと頑張りたいと思います。何より家族やコーチ、支えてくれた人たちのために頑張りたいと思っていたので、枠をつかめてよかったです。相手はリーチが長いので、思いきり入っていいパンチを当てる過程で、最後は左ストレートに賭けました。入江と出場を確定できたので、もっと2人で女子ボクシングを盛りあげていけたらなと思っています。東京オリンピックでも自分らしいボクシングを見せます」
