7月はいよいよ東京オリンピックが開幕へ!ボクシング競技は24日から8月8日まで、墨田区の両国国技館で実施されます。[ 公式スケジュール ]
このクライマックスに向け、すでに諸外国の選手団も日本国内での事前合宿を始めており、オリンピック・ボクシング史上最多のメダルを獲得してきたアメリカのボクシング・チームも、SNSなどで宮崎県での合宿に出発することを報告しました。この事前合宿では日本を含めた計7カ国の選手が、合同で合宿を行う予定です。
今回のアメリカ・ボクシング代表で最も期待されていた63kg級のキーショーン・デイビス選手は、オリンピックが1年延期されたことを理由に予選出場を辞退し、プロボクシングに活動拠点を移していましたが、アメリカ大陸予選、世界最終予選が中止となり、2019年世界選手権準優勝などの実績を持つことから、出場権を獲得。再びオリンピックに目標を戻し、ナショナル・チームに復帰しました。
デイビス選手は今年に入ってからプロボクシングの試合を3試合こなし、いずれも勝利しています。今回のオリンピックでは、1年延期の間にプロボクシングへ活動拠点を移していた選手も多く、それがパフォーマンスにどんな影響をもたらすかも注目です。
[アメリカ・ボクシング代表]
男子57kg級 : Duke Ragan(世界選手権・銀、プロ4勝0敗)
男子63kg級 : Keyshawn Davis(世界選手権・銀、プロ3勝0敗)
男子69kg級 : Delante Johnson(世界ユース選手権・金)
男子75kg級 : Troy Isley(世界選手権・銅、プロ2勝0敗)
男子91kg超級 : Richard Torrez(世界選手権・銅)
女子51kg級 : Virginia Fuchs(世界選手権・銅)
女子57kg級 : Yarisel Ramirez(米大陸競技大会・銅)
女子60kg級 : Rashida Ellis(世界選手権・銅)
女子69kg級 : Oshae Jones(米大陸競技大会・金)
女子75kg級 : Naomi Graham(米大陸競技大会・金)