5月6日から21日までトルコのイスタンブールで開催される女子世界選手権では、2016年に世界選手権とリオデジャネイロ・オリンピックの両方で金メダルを獲得したエステル・モッセリー選手(フランス)が、大使としてイベントの開会式に出席することが、IBA(国際ボクシング協会)より発表されました。
2016年のモッセリー選手は、ケイティ・テイラー選手(アイルランド)の世界選手権6連覇を阻止してライト級優勝。リオデジャネイロ・オリンピックでは、男子スーパーヘビー級のトニー・ヨカ選手(フランス)と、恋人同士で金メダルを獲得したことが話題を集めました。ヨカ選手との間に授かった2児の母でもあるモッセリー選手は、近年、プロボクサー活動で全勝を続けています。
IBAはこの任命発表と合わせ、この大会では、昨年の男子世界選手権と同様に金メダリストに10万米国ドル、銀メダリストに5万ドル、銅メダリストに2万5千ドルの賞金が授与されると、改めて紹介されました。
[日本代表]
ミニマム級=48kg級
和田まどか(福井県スポーツ協会)
ライトフライ級=50kg級
篠原光(青山学院大学)
フライ級=52kg級
木下鈴花(日本体育大学)
バンタム級=54kg級
吉澤颯希(日本体育大学)
フェザー級=57kg級
木村萌那(日本大学)
(大使に任命されたモッセリー選手)