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世界選手権】総合優勝はカザフスタン、メダル争いはウズベキスタンが制す

2019-09-22 15:20:05

 

 

決勝戦・中継(YouTube)】

 

 78の国と地域から365選手が出場し、今月10日からエカテリンブルク(ロシア)のEXPOアリーナで行われてきた『第20回世界ボクシング選手権』には、イベンダー・ホリフィールド(1984年ロス五輪・銀)やロイ・ジョーンズ・ジュニア(1988年ソウル五輪・銀)、ユーリ・アルバチャコフ(1989年モスクワ世界選手権・金)といった往年のプロボクシング・スターも来場する中で21日に終了。メダリストは以下のようになりました。

 

[52kg]
金:ZOIROV Shakhobidin(ウズベキスタン)
銀:AMIT(インド)
銅:BENNAMA BILLA(フランス)
銅:BIBOSSINOV Saken(カザフスタン)

 

[57kg]
金:MIRZAKHALILOV Mirazizbek(ウズベキスタン)
銀:ALVAREZ ESTRADA Lazaro Jorge(キューバ)

銅:ERDENEBAT Tsendbaatar(モンゴル)
銅:McGRAIL Peter(イングランド)

 

[63kg]
金:CRUZ GOMEZ Andy(キューバ)
銀:DAVIS Keyshawn(米国)
銅:KAUSHIK Manish(インド)
銅:BACHKOV Hovhannes(アルメニア)

 

[69kg]
金:ZAMKOVOI Andrei(ロシア)
銀:McCORMACK Pat(イングランド)
銅:ZHUSSUPOV Ablaikhan(カザフスタン)
銅:BATUROV Bobo-Usmon(ウズベキスタン)

 

[75kg]
金:BAKSHI GLEB(ロシア)
銀:MARCIAL Eumir(フィリピン)
銅:DA CONCEICAO SOUSA Hebert(ブラジル)
銅:KULAKHMET Tursynbay(カザフスタン)

 

[81kg]
金:NURDAULETOV Bekzad(カザフスタン)
銀:RUZMETOV Dilshodbek(ウズベキスタン)
銅:LA CRUZ Julio(キューバ)
銅:WHITTAKER Benjamin(イングランド)

 

[91kg]
金:GADZHIMAGOMEDOV MUSLIM(ロシア)
銀:CASTILLO TORRES Julio Cesar(エクアドル)

銅:PANTALEEV Radoslav(ブルガリア)
銅:LEVIT Vassiliy(カザフスタン)

 

[+91kg]
金:JALOLOV Bakhodir(ウズベキスタン)
銀:KUNKABAYEV Kamshybek(カザフスタン)
銅:BABANIN Maksim(ロシア)
銅:HUNI Justis(オーストラリア)

 

 メダル獲得数ではカザフスタンの6個が最多でしたが、同国は準決勝で4階級を落とし、最終的にはウズベキスタンとロシアによる頂上決戦となりました。結局、メダル自体の争いの1位はウズベキスタンの金3・銀1・銅1。2位はロシアの金3・銀0・銅1でカザフスタンは金1・銀1・銅4で3位でした。2年前の前回大会で、圧倒的な強さをアピールしたキューバは金1・銀1・銅1の4位となりました。一方で個々の成績を得点化した総合成績の1位はカザフスタン、2位ウズベキスタン、3位ロシア、4位はキューバとイングランドが並びました。

 日本勢では69kg級・岡澤セオン(鹿児島県体育協会)のベスト8が最高。敗退後の岡澤は「目前でメダルを逃した悔しさは忘れられないが、金メダルを狙える自信は得られた。ボクシングスタイルは変えず、攻めのバリエーションや打ち返しの正確さを加えていきたい」とコメントしました。

 次回大会は2021年にインドのニューデリーで開催される予定です。

 

 

ロイ・ジョーンズ・ジュニア氏

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