写真:東京オリンピックを見据える男子57kg級・堤駿斗も今年2月に実戦練習でALAジムに滞在
ボクシングの盛んなフィリピンでも有数の名門として知られたALAボクシングジムが、依然として続く新型コロナウイルス禍と長年のパートナーであったテレビ局が放送停止になったことを理由として、今月18日、プロモート業にピリオドを打ち、所属選手を自由契約にすることを発表しました。
1985年に創設されたALAジムは世界王座4階級制覇者のドニー・ニエテス選手を筆頭に、世界トップクラスのプロボクサーを数多く手がけて来たかたわら、フィリピン・ナショナルチームから国際大会に派遣されるエリート選手も多く輩出してきました。ジムの名声は日本のファンや関係者でも知る人ぞ知る存在となり、高校や大学の選手も、出げいこに訪れたことがしばしば報告されていました。
今後はフィットネス部門のみが継続されるとのことです。
(アマチュア大会でも所属選手を多く活躍させたALAジム)