近年のAIBA(国際ボクシング協会)が熱心に行なっているボクシング・アカデミーの設立計画。今度はドイツでも、同国ボクシング協会とAIBAが共同開発されることが、3月13日に発表されました。
これはAIBAのウマル・クレムレフ会長が『ケルン・ボクシングワールドカップ』の表彰式のためにドイツを訪問した際、現地のボクシング関係者や、往年の名世界チャンピオン、ヘンリー・マスケ氏(1988年ソウル・オリンピック金メダリスト)らと話し合って決まったとのことです。
設立される都市は今後協議していくとのことですが、クレムレフ会長はアカデミーについて「若い世代のボクシング開発の基盤。選手のみならず、コーチやレフェリー&ジャッジ、リングサイドドクターやカットマンなどのスペシャリストを教育する場にもなる」と必要性を説明し、ボクシングに長い歴史を持つドイツの理解に敬意を示しました。
(ドイツでの2017年世界選手権・開会式場)