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東京五輪】今度は女子の国内最終決戦、勝敗読めぬボックスオフへ

2019-12-02 13:34:50

 

写真:前列の左から溝端、鬼頭、濱本、晝田、河野の全日本選手権優勝メンバー

 

写真:左から釘宮、入江、濱本、会長・内田貞信を挟んで、並木、仲田輪幸の世界選手権代表メンバー

 

 2020年東京五輪の予選代表や開催国枠の候補について、男子は先日の全日本選手権で決定しましたが、女子の国内最終決戦も目前に迫っています。「ボックスオフ」と呼ばれる女子日本代表決定戦は、12月8日の正午から、東京・板橋区の東洋大学ボクシング場で開催されます。
 これは、10月に行われた世界女子選手権と全日本女子選手権の開催期間が近かったため、公平に五輪代表を選ぶため、世界選手権の代表に全日本女子選手権と別のタイミングで、選考会が用意された形となります。
 実施される試合は3階級です。フライ級(48kg~51kg)では、並木月海(自衛隊体育学校=世界選手権代表)と河野沙捺(渡辺熔接所=全日本選手権優勝)が対戦します。花咲徳栄高校時代から、国際大会で抜きん出た勝率を誇ってきた並木に対し、河野は浜松工業高校から近畿大学、社会人になる過程で、一時的に低迷期があったものの、再浮上してきました。両者は公式戦で過去1勝1敗です。
 フェザー級(54kg~57kg)では入江聖奈(日本体育大学=世界選手権代表)と晝田瑞希(自衛隊体育学校=全日本選手権優勝)が対戦します。米子西高校3年の時点で、全日本選手権の成年の部を制した新鋭の入江に対し、晝田は、岡山工業高校を卒業後、自衛隊の一般部隊から体育学校に移り、遠回りをしながら、自身の才能を開花させてきました。興味深いのは、晝田が近年、フライ級を拠点に戦ってきたこと。直前のフェザー級転向には「期間が短い」と懸念する声もありましたが、先日の全日本選手権では、大会の最優秀賞を獲得しています。
 ライト級(57kg~60kg)では、釘宮智子(警視庁=世界選手権代表)と濱本紗也(日本大学=全日本選手権優勝)が対戦します。昨年の全日本女子選手権で入江に負けるまで、奈良朱雀高校1年から同選手権の成年の部で無敗だった釘宮は、昨年の再起後、「全盛期の戦力に戻せない」と苦悩していましたが、五輪への執念で、復調しているという声も多く聞かれます。濱本は、世界選手権にバンタム級(51kg~54kg)で出場しましたが、同級が東京五輪で実施されないため、短期間でライト級に転向し、全日本女子選手権で優勝した若さを感じさせる逸材です。
 3階級とも勝敗が読めない好カードぞろいです。なお、東京五輪で実施される階級には、他にウェルター級(64kg~69kg)とミドル級(69kg~75kg)があり、これらには世界女子選手権の日本代表がいなかったため、それぞれで全日本選手権・優勝の鬼頭茉衣(愛知・鬼頭塗装店)、津端ありさ(東京・西埼玉中央病院)がボックスオフをパスしています。また、東京五輪では女子ボクシングで2階級で開催国枠が保証されています。
 試合は3分3ラウンド形式で、会場は一般開放されませんが、CSテレ朝チャンネル2で生中継されます。

釘宮智子 vs 濱本紗也