あのマニー・パッキャオ氏も熱心に
スカウトした24歳のマーシャル選手
今年3月に行われた東京オリンピックのアジア・オセアニア予選で、男子75kg級の1位通過を決めたエミア・フェリックス・マーシャル選手(フィリピン)は同オリンピックが延期されている現状から、プロボクシングのキャリアを同時進行で開始することを表明しました。
マーシャル選手は現役のフィリピン選手で最たる好成績を収めており、2011年世界ユース選手権・金メダル、2019年世界選手権・銀メダルなどの実績があります。今後も、東京オリンピック本戦に向けたトレーニングも続けるため、ナショナル・チームの助成金などは継続されるとのことです。
フィリピンは、オリンピックでこれまで獲得した銀3・銅7のメダルのうち、ボクシング競技によるものが5個で最も多く、マーシャル選手も同国初の金メダル獲得を狙っています。
2019年世界選手権でのマーシャル選手(by AIBA)
2015年には鈴木康弘(右)とも対戦