11月8日、都内の複合商業施設では東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会による「観戦チケット第2次抽選販売」に関する会見が開かれ、その申し込み受付は11月13日の未明に始まり、26日の11時59分に終了、結果を12月18日に発表するとアナウンスされました。そして第2次では、第1次で販売を見送られたボクシングの観戦チケットも販売されます。
ボクシングの競技会場は両国国技館で、期間は開会式翌日の7月25日から閉会式当日の8月9日まで。2016年リオ・オリンピックと同様、今回も階級によって決勝&表彰式の日が様々であり、最も女子フェザー級と男子ウェルター級は8月4日に予定され、翌日以降は決勝戦が毎日最低1試合以上組まれています。
発表会見で鈴木秀紀・マーケティング局次長は第1次の申し込み傾向を次のように述べました。
■過去大会で日本人がメダルを獲得している競技や人気の高い競技を中心に決勝セッションの申し込みが多い。
■最上位席(A席)と最下位席に比較的申し込みが多い。
■金曜日の夜や土曜日開催のセッションには申し込みが多く、一部の競技を除いて平日昼間のセッションは比較的に申し込みが少なかった。
■座席数が多い会場での競技、予選のセッション数が多い競技は比較的申込が分散した。
これらは全競技でもっとも長い日数を予選に要し、日本人が過去に金2(桜井孝雄・村田諒太)・銀3(田辺清・森岡栄治・清水聡)を獲得してきたボクシングにとっては、貴重な参考材料となるはずです。
販売は「TOKYO 2020 ID」の登録者を対象にオリンピック公式チケット販売サイト(コチラ)で行われます。電話番号認証や来場予定者の登録が求められ、決済はVISAかコンビニエンスストアでの現金。また、チケットには紙チケット、モバイルチケット、ホームプリントチケットの3種があり、紙チケットを希望した場合は324円の手数料と864円の配送料がかかります。
「人生の財産」になるような「一生に一度」の観戦!満員の会場で「奇跡のつくる一人になろう」と、組織委員会はチケット申し込みをPRしました。