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世界ユース選手権】堤麗斗が日本史上2人目の快挙に王手――「兄弟の偉業」果たすか

2021-04-21 09:25:30

(国際ボクシング協会も絶賛する堤のパフォーマンス)

 

 ポーランドのキエルツェで開催されている世界ユース選手権では、現地時間20日に男女計20階級の準決勝戦が行われ、男子60kg級・堤麗斗(東洋大学)がラドスラフ・ロセノフ選手(ブルガリア)に5-0のポイント勝ちを収めました。
 前日の試合でキューバ代表に快勝したことが、大きな反響を集めている堤は、準決勝でもユース(17歳・18歳)としては非凡なパフォーマンス能力を発揮。果敢に踏み込んで来るロセノフ選手に、第2ラウンド、カウンターのワンツーを決めてノックダウンを奪いました。
 採点は30対26、30対25、30対27、30対27、30対27の完勝。23日の決勝戦ではイエルヌル・スユンバイ選手(カザフスタン)と対戦予定です。
 2008年から行われているこの選手権で、過去の日本人決勝進出選手は、2016年の男子52kg級・堤駿斗(当時・習志野高校)のみで、今回の堤には、実兄に続く日本人2人目の金メダル獲得に王手がかかっています。

(Photo by Margit Kincses)

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