12月22日から26日にかけ、JSC(独立行政法人日本スポーツ振興センター)がスポーツ庁から受託している戦略的二国間スポーツ国際貢献事業の一環として、中米の4ヶ国(ニカラグア共和国、ドミニカ共和国、コスタリカ共和国、グアテマラ共和国)の選手に、日本での交流活動の場が設けられます。これはIOC(国際オリンピック委員会)のボクシング・タスクフォース(特別作業部会)の渡辺守成座長の考案によるもので(参照)、「2004年4月2日~2010年4月1日に生まれた選手」として選ばれた4名と、その同行コーチは次の通りです。
【コスタリカ】
選手:カルタゴ・ガブリエル・ジェスゥス・マタ・アラヤ(13歳=38kg)
コーチ:アラフエラ・ジュリオ・アルベルト・ペレス・メナ
【ニカラグア】
選手:ブライアン・スタンレイ・メルカド・ガルシア(15歳=43kg)
コーチ:セルギオ・フランシスコ・クウィンタナ・グチエレズ
【ドミニカ】
選手:ブライアン・マヌエル・メジア・プレンサ(14歳=48kg)
コーチ:ミジュエル・カスティロ・ジメンザ
【グアテマラ】
選手:ディエゴ・ハビエル・ミゲル・グアルダード(14歳=54kg)
コーチ:エディ・レネ・モンゾン・ペドロサ
中米のメンバーは22日に日本へそれぞれ到着し、歓迎会や観光、味の素NTC(ナショナルトレーニングセンター)での練習、施設利用説明などが用意され、26日の墨田区総合体育館で交流試合に参加。競技後に日本を発つ予定です。
【対戦予定選手】
39kg・片岡叶夢(12歳=千葉県)
コーチ:及川雄太
45kg・渡辺大虎(13歳=群馬県)
コーチ:竹田益朗
46kg・新井伸尭(12歳=埼玉県)
コーチ:関根裕典
52㎏・新井千喜(14歳=埼玉県)
コーチ:菊池浩吉
また、この事業について25日、NTCの『研修室3』では、中米4選手と渡辺座長、本連盟会長・内田貞信、同副会長・菊池浩吉が出席し、説明会見が行われます(取材申請は23日が締め切り)。「学生ボクシング史上最大の祭典」である26日を彩る国際的事業も是非ご注目ください。